七月に家族で宿泊。ウェスパ椿山は深浦町が経営に参画している、観光と町おこしを兼ねた小さなリゾートである。宿泊時はほぼ全て4人または6人用のコテージが割り当てられ、電気釜や食器などは全て完備。材料を持ち込むと庭先でバーベキューが出来る。またコテージ内には温泉が引かれており、部屋に居ながらにして温泉を満喫できる。館内の施設で特筆すべきは断崖絶壁に作られた展望露天風呂で、窓が開閉式となっているため(晴天時のみ)、日本海に沈む壮大な夕日を満喫することが可能。他のアクティビティは展望台までのリフト(電車型)、ガラス工芸館、昆虫館とそれほど多くはないが、白神山地の麓に位置しているため、神秘の湖・十二湖まで足を伸ばして自然を満喫するのも良い。また施設内はそこそこの広さがあるが、管理棟に電話をすれば直ちに無料で送迎車を用意してもらえる。部屋のテレビは地デジ対応液晶だったが、ネット環境は未整備。ドコモは通じる。お土産屋に加え、売店と自販機が管理棟に設置されているが、品揃えは今ひとつ。近くにはコンビニは皆無なので、ある程度の食材は事前に準備したい。アクセスは必ずしも便利ではないが、JRが「ウェスパ椿山」駅を作り。一日三往復特別列車「リゾートしらかみ」を運行している。車内では四人がけの個室が用意され(要座席指定)、津軽三味線や昔話の語り聞かせなども行われ、列車自体が旅の思い出となる。新幹線との接続も考慮されているので、思い切って首都圏から行ってみるのも良い。
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