◆目黒駅から目黒通りを南下すること、徒歩8分急勾配の坂(雪道ではとても下れない程の坂)を下ると目前に、まるで「ノアの箱舟」を思わせる建物が出現する。竹林で被われた玄関から入るとそこは、まるで金沢の高級旅館のようなバブル時を彷彿させる絢爛豪華な内装に囲まれた空間を歩くこと5分でやっとフロントに到着。とても都内のシティホテルとは思えないスペースの豪華さは、部屋にも見事に反映されている。通常このホテルは一泊3-4万円が相場でとてもこの値段では感覚的に高すぎて予約する気がおきなかったが、今回なんと一室¥17000というインターネット予約のみ受付可能の情報を友人より入手して、さっそくホテル偵察をしに宿泊した。◆部屋は全室80㎡のスイートというだけあり、豪華のひとこと。やや老朽化して水周りが今一であることを除けば、香港の三大ホテル並みの豪華さを維持している。例えば、浴室は香港ペニンシュラホテル並みの大理石で被われ、サウナとジャグジーが完備された居心地よい空間があり、部屋はテレビが回転してベッド側に向く仕掛けや、スイートらしくいたるところに鏡が用意されている。またリビングでは簡単な調理可能の台所や居心地よいソファーがあり、そのからの目黒川の眺望も静寂感があり、和風の雰囲気満点である。◆びっくりしたのは、個人的に収集している陶磁器「リヤドロポーセリアン」の新スタイルの人形がテレビの上に、無造作に置いてあることで思わず持ち帰ろうかと思った程(冗談)であった。唯一の欠点は、一階に集中している3つのレストランは天井が高すぎて空間がひろく、冷たさと和風旅館の雰囲気を感じて、いまひとつ入る気がしない点である。むしろ近くのコンビニなどで高級惣菜とワインを購入して広くバブリーな部屋でゆっくり音楽やテレビを見ながら食事することをお奨めしたい。◆フイットネスやプールは隣にある会員制ジムに割引券を発行しての使用も出来るそうです。もうひとつこのホテルで見るポイトンは、一階のフロント近くにある遊郭のようなトイレで中は川が流れているバブリーの典型である。帰りは急な坂を上るのは大変なのでホテルバスの時間にあわせて帰ることをお奨めします。(利用法)◆とにかく最近のシティホテルにはないバブリーさと独特な旅館風シティホテルとして貴重な存在であり、2万円以内で宿泊できる期間に是非宿泊をお奨めします。3万円以上であれば、最近のホテルの方がいいと思いますが・・・破格な値段の期間は、是非週末カップルや家族で宿泊することをお薦めします。部屋で簡単な調理できますし、チェックアウトが12時までOKなので、ゆっくり週末のホテルライフをエンジョイできます。
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