◆プリンスホテル系では一番最後に出来た最新ホテルで堤会長が全勢力を挙げて建設指揮しただけあり、この系列のホテルではトップクラスの雰囲気と設備となっている。ここのコンセプトはオープン以来「カップル向き」のハイグレードホテルとしてのPRのおかげでツインタイプの東京タワーを見上げる部屋を売りにしている。「東京ラブストーリー」と銘打ってのキャンペーンは、スーペリアツインタイプの部屋をベースに¥19000からの価格で若いカップルからリッチな層へのオープンバスからのタワービューなど東京タワーの眺めとシャンパンをセットに好評である。◆部屋は30㎡からのタイプが主流でバスも広めのスペースを確保、なんと言っても広角の窓が開放的で明るい部屋の雰囲気を盛り上げ、夜は夜景のすばらしさを演出している。角部屋のスーペリアタイプでは窓側にロングソファ-をくっつけて夜景を見ながらシャンパンで乾杯の演出を狙っている。施設内は都心でもトップクラスの多様な施設を有しているが、残念ながら全体的に閑散とした盛り上がりに欠けた雰囲気であるが、ひとりで占有できるメリットはある。様々なレストラン群はいずれもプリンス系ではリーズナブルな値段ではあるが、立地条件の良さからなにもこのホテル内で食事しなくてもちょっとタクシーに乗れば麻布・六本木のシャレたレストランで同じ料金で格上のサービスを受けられるのでお奨めはしない。◆また、地下街には温泉スパと銘打って地下を掘って源泉を導いているが、確かに黒味がかったガソリンのような温泉は体をほぐされるが、施設が広すぎて落ち着かなかったり、プールは周りがコンクリートに囲まれていて、広い割には開放感がなかったりで満足できるレベルではないのが、残念である。またこれらの施設を使用するには、ホテルパック等を上手に利用しないと高いものにつくので要注意!(お奨め方法)やはりカップルで記念日に宿泊することをお奨めする。広めの部屋を予約してここのレストランなどの他の施設は極力利用しないで、部屋で外部から購入した食材とワインでふたりだけのディナーを演出し、東京タワーを見上げるまたは見下ろすジャグジーに入りながらふたりでマッタリして一日を過ごすには快適でお奨めのホテルである。
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